2019年10月16日

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278886

ネズミのピンバッジ。
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夕方はいつも、ルイを運動させなければいけない。毎日、少しでも身体を動かさないと気が済まない生まれつきだ。

一年生になってもう公園へも一人で行けるのだが、
やはり付いてきて欲しいというし、
この間は初めて、自転車を自分でこいで行きたいと言い出して、坂道の多い神戸ではスピードが出すぎたりしないかとそれも心配だし、
私も自転車に乗って公園まで出掛けていった。

公園に送っていったらすぐ家に戻るつもりだったのだけれど、知っているお母さんの顔を見つけて話をしていたら帰るタイミングを失った。

そのお母さんは、きっといわゆるアラサーで、私(アラフィフ)とは結構な年齢差がある。
でももう何度も話しているしそれなりに気楽な間柄(多分)なのだが、話している間にそのお母さんのママ友たちがやってきた。

合わせて3人のアラサーママに囲まれ、なんかフレッシュでキラキラした光を感じて眩しく、久方ぶりに女子を目の前にしてしまった男子校の中学生の魂が乗り移ったかのようにうまく話せない。同じママ同士なんだけど。

そうなのだ、小学校でも、この気後れのせいでPTAの役員に立候補までしてしまったのだ。年ばかり取っていてなんの役にも立たないなんて、あまりにも耐えがたかったために。

そんなことはさておき、彼女たちももう何年もお母さんをやってきており、ママ歴は私よりも長い場合もあるし、特に子供が男の子で、しょうもないいたずら(ショウリョウバッタをママの鞄に押し込んで持って帰ろうとしてたり)でもしようものなら、キラキラは一瞬にしてはがれ落ち、「やめなさいっ」と一喝。こちらとしては、さらに尊敬の念まで加わってしまい、余計に話しづらいことこの上もない。

けれども相手の方は私と違ってどんな屈託もない。「ねえねえ、聞いてる?」と最新情報ももたらしてくれる。

その情報がまた新鮮すぎて胃にもたれるほどだったのですよ。というのも、上級生が公園で下級生にお金を配っていたという事件で、そんな令和のネズミ小僧みたいな話、聞いたこともないし。でもいまどきは長屋に助け合って住んでるわけでもなく、下級生にしてもそれほどお金に困っていたりお腹を空かせたりしておらず、自分のお母さんに、家賃の足しにしてもらうためではなく、純粋にそんなのいらないからすぐ渡してしまって、事件が発覚したのです。

なんでも問題の上級生は、家から黙ってお金を持ち出して、欲しいおもちゃを買ったあと、おつりの始末に困ってしまったそうなのです。たくさんの小銭を持って帰ると、そもそもの最初の持ち出しが発覚するに違いないと。で、証拠隠滅のために下級生たちに配っていたのです。カツアゲ事件ならよくあるんですが、これはカツサゲ?ともかくそれで下級生たちはすっかり迷惑して、ひとつの嫌がらせとなってしまったわけですが、犯人はすぐに特定されて、おいおい返金されていったようです。

(12:04)

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