2017年10月21日

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犯しうる途轍もない過ちを、犯さないよう努力する世界と、犯してしまった過ちを繰り返さないよう祈る世界は、二つの全く別の世界ではないか。

私たちは後者の世界に生きている。

可能性として存在するけれど一度もなされなかった世界と、可能であったが二度と繰り返さない世界。

前者の世界では、人がそこまで大それた悪をなせるとは信じないでいることもできたが、後者の世界の私たちは、それがなし得ると知っている。


人は100%善であることはほとんどなく、100%悪であることも稀にしかない。善人も悪人も相対的なものだ。

アメリカが許しがたい悪をなしたとしても、広島の物語を幾度となく何百回も何千回も耳にしながら日本人が、本気で友人となることを選んだのなら、それ相応のことをすべきだろう。

アメリカがしてはいけないことをしようするときには、そんなことをしてはだめだと言うということ。

でも、自衛隊しかない日本にはそれができない。世界有数の重装備でアメリカに付き従っていっても、いざ戦闘の場面になったら、憲法第9条を持ち出して、それはできませんというのだ。そんなことで友人関係なんて、ありえないだろう。ただただ相手に軽蔑されるだけだ。

そんな自衛隊を憲法に書き加えて、この状態を固定化させると安倍政権はいうから、私は自民党には絶対に投票しない。


(23:18)

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