2012年03月17日

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74179

写真はピンズマルシェのピンバッジ、ビックのボールペン4色。
アドレスはこちら↓
http://masson.ne.jp?pins=74179








普段、コンピュータでお仕事をしていますが、ボールペンもやっぱり必要です。

すべて画面上で管理しているわけではなく、何かといろいろ書くこともあるんですよ。


いろいろなケースによって色分けして書いているので、この数年はずっと4色ペンばかり使っています。

あれこれ試して最終的にはぺんてるのローリー(透明)がお気に入りとなり、

インクが切れるのを恐れて何本も買い込み、まだ使い切れていません。

というかローリー以外もいろいろ試しに買ってるので、ペン立てや引き出しの中に4色ペンがゴロゴロしてるんですが…


しかも最近は、ちょっときれいなペンを探すことに楽しみを見出しはじめてしまいました。

ただきれいなだけではなくて、書きやすくて、しかも値段は千円未満の黒ペンです。


高級ペンならきれいで書きやすいものなんてすぐ見つかるのですが、

「千円未満」というところが話を難しくしています。


そんな周りくどいことをしないで、なぜ高級ペンを1本買わないのかというと、

高級ペンは使い勝手が悪いからです。

なくしたらどうしようと思い煩って、余計なエネルギーを使うのが嫌なのです。


人に貸したりすると、返ってくるまで疑心暗鬼にさいなまれる確率も高いです。

だからといって貸さないと、持ってるくせに出さないなんて非道くないだろうかと、それはそれで悩んでしまうのです。

「持っていない」と嘘をつくと、そんな細かい嘘をついた料簡の狭い自分が自分で嫌になるんです。


それに、私の大学院時代の先生が、誰かからのプレゼントのとても大切な高級ペンを普段に使っていたのですが、

一度、研究室に忘れて帰ったときには、その日のうちに、それを確実に手元に取り返すためだけに、また電車に乗って大学へ戻って来られたんですよ。

そんなこと、普通、できますか?そんなことになったら、大変だと思いませんか?

今その先生はアメリカで研究されていますが、向こうの研究室に忘れてきたら飛行機に乗って取りに帰らないといけないんですよ!

それを目撃して以来、高級ペンには関わらないことに決めたのです。


それでまあ千円未満のペンなんですが、記念すべき一本目はネットで注文した銀色のペンでした。

なぜそれを買ったかというと、宣伝文句に、

「加圧リフィールが、トラブルの許されない筆記シーンをしっかりサポート」とあったからです。

この文句の「トラブルの許されない筆記シーン」という部分が、どうしても気になったのです。


すごく緊迫した場面ですよね。書こうとして始めの線がかすれてしまったりしたら、すべてが台無しになってしまうようなシーンなんですよね。

どんなシーンなんでしょう?

古い映像で見た、敗戦時に重光葵外務大臣が、足を引きずりながらアメリカのミズーリ艦に登っていって降伏文書に署名するシーンを思い出してしまったんですが、あんな感じでしょうか。

「重」の最初の「ノ」を書くときにインクがうまく出なくて、降伏文書の端っこにうっかりグルグル試し書きとかしてしまったら・・・切腹ですね・・・

そんなシーンには一生縁がないと思われますが、でもともかくボールペンは買ってしまったんですよ。


で、実物が届いてみたら、残念なことにあんまり気に入らなくて、ディディエにあげました。

ディディエはああ見えてかなり気が短いので、普段から結構「トラブルの許されない筆記シーン」だらけなんですよね。


(00:24)

この記事へのコメント

1. Posted by bushclover   2012年03月17日 14:43
去年からお気に入りで使っているのがペンテルのビクーニャ
トラブルが許されない筆記シーン・・・といわれるとそこまでの自信はありませんが
120円ほどのボールペンの中では最高だと思っています
発売当初はなかったのですが 後にリフィルが出たのでそれはまとめ買いしています!
2. Posted by 亜矢子   2012年03月18日 01:22
ペンテルのビクーニャか。調べてみると、3色ペンまでしかないね。1色足りないけど、それほどおすすめなら一度、使ってみるよ*^^*

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