2010年09月17日

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37665


写真はピンズマルシェのピンバッジ、オピネルのナイフ。
アドレスはこちら↓
http://pinsmarche.com?pins=37665








ゾーリンゲンのちょっといい果物ナイフを買いました。

「ちょっといい」といっても、本当にほんのちょっとだけなので、全然高いものではありません。千円と少しぐらいのものです。


食卓には、いつも果物ナイフが2本置いてありますが、ひとつは私用の日本製ナイフで、もうひとつはディディエ用のフランス製オピネルです。

食後の果物のときはもちろん、その他にもお皿の上でなにか切りたい時に備えて必ず置いています。

c7d81bf8.jpg

左から、ゾーリンゲン、白のオピネル、そして私の日本製です。



ディディエのオピネルの方は、いつから使っているのかわからないくらい古く、切れ味がかなり悪くなっていました。

本当は研ぐといいのでしょうけれど、そもそも研ぎ石を持っていない上に、かなり丸くなっているので研ぐのに時間がかかりそうで二の足を踏んでしまい、そうこうするうちに、前よりもっと状態が悪化して…


そんな中スーパーへ行ったときに、ゾーリンゲン製のナイフが目に留まりました。ゾーリンゲンですから品質は折り紙付きですが、値段がそんなに高くないし、なにより見るからにピンピンに刃が尖っています。それに形もディディエの好みにぴったりでした。

形は、よくある日本のナイフのように柄の手前で刃が飛び出しているものではなく、刃と柄が同じ太さでスッと続いているものでないと使いにくいといいます。

私の方はそんなことに頓着したことがなく、そんな違いがあることにさえ気付いていませんでしたが…


ともあれ何にでも一家言あってやかましいディディエの希望にぴったり合いそうなナイフが見つかって喜んでいました。


ところが、食卓に置いても、ディディエがオピネルばかり使って、ゾーリンゲンを少しも使おうとしないのです。

パンや梨を切るときなどに出しても、「こんなものを切ると刃が傷む」といって全然使い道がありません。

言いがかりをつけて、本当は気に入っていないのかもしれない…と思い始めていました。


でもそれは勘違いでした。最近イタリア産のハムのかたまりを買ってきて、ついにゾーリンゲンがデビューすることになりました!

ハムのような柔らかいものを切るときには、新しい尖った薄いナイフが最高に思う通り動いてくれるのだそうです。実はおそろしく気に入っていたのでした。


さて、気に入りすぎて滅多に使えないというのは、本当にいいナイフなんでしょうか?

(11:56)

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