2010年07月28日
写真はピンズマルシェのピンバッジ、救急車。
アドレスはこちら↓
http://pinsmarche.com?pins=47455
ちょっと前のことですが、
ディディエの友だちのRさんとお昼を一緒に食べにいきました。
行き先はうちの近所のインド・ネパール料理店ガンガです。
http://ganga.client.jp/index.html
なぜここを選んだかというと、
Rさんがインド系イギリス人もしくはイギリス系インド人で、
インド料理ならきっと食べやすいだろうと思ったからです。
他にあまりレストランを知らないから、
近いから、
という理由もなきにしもあらずということはさておいてです。
・・・と、この辺りまでブログ記事を書いたところで、
ガラスがガラガラガシャーンと割れる音がしました。
お風呂場にいるディディエが、なにかを割ったらしく、
かなり大きな音だったので慌てて見に行くと、
床にはお風呂のドアに入っていたガラスの破片が散らばり、
ディディエの方は座り込んで足首の辺りを押さえています。
(※この後はケガの話で、ちょっと恐ろしいので、心臓の弱い方はとばしてください)
ディディエの親指のある辺りを見ると、ガラスでかなり深く切れてしまったらしく、
一生懸命押さえているにも関わらず、生白い足首から赤い血がどくどくと流れだしています。
とてもではありませんが、バンドエイドで止まるような量ではありません。
ともかくまずはタオルで力いっぱい足を縛って、それから急いで電話を取りに戻り救急車を呼びました。
救急車を待っている間も二人で傷口を押さえましたが、全然、血の止まる様子がなく、ボトボトと落ちて血の海が広がっていきます。
幸いにもそれほど待たずに救急隊員さんが来てくださって、応急処置をしてから病院へ連れて行ってもらえました。
救急車の中で、ディディエが質問に答えていうには、お風呂場の前の床が濡れていて、うっかり滑ってころんだ拍子に、ドアの窓ガラスを蹴破ってしまったということでした。(このとき私も初めて事情を知りました。)
車の中のベッドに寝かせてもらって安心したのか、ディディエは笑顔も見せていて、何度、尋ねても全然痛くないといいます。
応急処置でかなりギューッと止められたあとは、だんだん血も止まってきているようでした。
病院に着いて、看護婦さんたちのディディエを扱う様子を観察すると、どうやらそれほど重症ではないような雰囲気です。
みなさん慌てず騒がずリラックスしていて、ともかく動脈が切れてしまったわけではないだろうと、なんとなくそう判断してもよさそうにだったので、そこでやっとちょっと緊張が少し解けてきました。
実際、切れていたのは静脈で、そのあとお医者さんに傷口を縫ってもらって、あとはもう通院の必要もないということです。化膿止めの塗り薬の小さなチューブを一日一回塗るようにと渡されただけで病院を後にすることができました。しかもディディエは本当に「痛い」と思ったときが、今にいたるまで一度もないようです。
改装の日曜大工などでどんなに危険そうなことをしていてもケガをしたことはなかったのに、
なんてことのない床の上で大きなケガをすることになるなんて、世の中ってそんなものなんですね。
(01:37)