2020年12月
2020年12月26日
クリスマス、フランスでは24日まで仕事をして、それからバカンスが始まり、お正月がくるとバカンスは終わる。
もちろんそうではない人も大勢いるが、定番としてはそんな感じ。
クリスマスイブは家族と過ごす。身内ばかりとはいえ、ちょっときれいな服装に着替えて食事をする。
翌日のクリスマスもご馳走が続いて、親戚を回ったりする。これも晴れ着。日本でお正月に着飾って初詣へ行ったりするのと同じ。
ただ今年は、いつも食事を共にしている義父母、ディディエ、ルイ、私の5人だけだったから、服装も全くとまではいわないが、ほとんど普段と変わらず。
だからルイの従兄アレックスとその彼女のクロエがクリスマスのご挨拶に来てくれたときには、クロエのスカートがあまりに短いのに驚いて、「寒くない?大丈夫?」と反射的に尋ねてしまった。
口に出してからはっと気付いたのだ。つまり、二人がハレの日の服装で来てくれているってこと。油断しすぎて忘れていたのだ。いつものクロエはジーンズとかなのだけど、クリスマスにおしゃれをしてたっていうのに・・・・・・あまりにも典型的な年寄りくさい反応をしてしまって・・・・・・本当に、せっかく髪型もゴージャスだったし、明らかにきれいにして来てくれたのに、申し訳なかった。
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(11:12)
2020年12月25日
よかった、よかった、ブレグジットは軟着陸しそうで。変異種さわぎがなかったら、もしかすると合意なしもありえたかも。
そもそもコロナのせいで、どこもヨーロッパは経済がボロボロで、あちこちの天狗の鼻がへし折れてしまって、協力のありがたみが身に沁みた。
日本はコロナと共生っていう考えで、GO TOもやっていたけど、共生はめっちゃ難しい。マスク、手洗い、ソーシャルディスタンス、この3つさえ守れば共生できる、というのは、本当なのだろうか。それなりに有効なワクチンをこの3つに加えると、もう無敵、心配なし、コロナ前に戻って大丈夫、となるだろうか。
来年も一年、考え続けないといけないのかもしれない。
クリスマスイブ。今年は最大6人までしか集まれないと、フランス政府のお達しがあって、ちょっとさみしい。でもみんな無事で元気だから、問題ないかな、今年は。
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(04:28)
2020年12月24日
イギリスの惨状がすごい。スーパー買い占め騒動や、生鮮食品の品切れ。
そもそもイギリスには、野菜とか果物とかの、国産作物がほとんどないらしいんだよね。
シティーのお金さえあれば、そんなの作らなくっていいよ、という考えだったのかな?もちろんフランスに比べると土地は痩せてるから元々のポテンシャルは低いけど、でもシベリアのように凍ってるわけではないし、全く何にも採れないというほどではないし。
漁場には困っていないから、フィッシュアンドチップスだけなら不自由しなさそうだ。ジャガイモは作ってるそうだから。
そんなわけで、お金があっても、食べる物がないというそんな日がロンドンにやってきてしまったから、ブレグジットでEUに譲歩する日も連れだっておとずれたかもしれない。
そもそもEUが不戦の誓いのためにできたことを考えれば、「離脱する」なんて人として絶対に口に出してはいけない部類のことなのだ。それを公言してはばからなかったのは、イギリスがいつでも好戦的で、他人の戦争で漁夫の利をむさぼってきた歴史を振り返ってみれば、まあ、ありだな。
そうかそうか、漁夫の利が忘れられないだけに、漁夫なのだな、イギリスは。だからブレグジットでも漁業権だけは譲れないと(笑)
もう漁夫は完全引退すべきときだというのに。
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(12:09)
2020年12月23日
クリスマスイブがいよいよ明日にせまった。用意はいい?
日本にいたら、それなりになんとなく過ぎていくだけの日だが、こちらでは違う。お正月と同じ存在なので、どう過ごすのかをずっと前から計画している。誰と一緒に?どこで?何を食べる?
しかしルイの関心事は一点のみ。サンタさん一択。
実は祖父母の家に向かう車の中で、サンタさんは「パパなんでしょう?」とルイがパパに尋ねた。とっさのことにパパがごにょごにょいってごまかすと、ルイはやっぱりそれ以上は追求しなかった。
きっと学校の友達がそう話しているのを聞いたのだ。ただまだ質問が疑問形になっているから、確定的にはなっていない。
祖父母の家に到着したとき、真っ先にルイはクリスマスツリーを確認して、てっぺんに星が付いていない!と気付いた。祖母に去年まで付いていた星はどこへやったのだと詰めよると、祖母は、今年は違う飾り付けにしたのだと説明した。
ルイにしてみれば違うかどうかなどはどうでもよい。星だけが重要だ。ポイントがわからない祖母がなかなか答えてくれなかったが、星はどうしたのかとルイは何度も食い下がり、去年付いていたものとは違うけれど、星なら戸棚の一番上の箱にいくつか入っている、踏み台がないと取れないところだ、と情報を得た。
横で話を聞いていた私がルイに、「まだクリスマスイブじゃないし、あとでパパに付けてもらおうよ、もう晩ご飯の時間だし、星は明日でもいいんだし」と話しかけたが、全く耳に入っていない様子で目の前を素通りし、パパが車を庭に停めたあと地下室から家に入って登ってくる階段まで走っていって、パパを捕まえると戸棚の前に連れて行き、取って欲しい箱を指さし、すぐに中から一番よさそうな星を選んで取り出すと、そのままパパをツリーの前まで引っ張っていって星をぶら下げてもらった。
最優先課題をクリアして、ルイはやっと安心したようだった。
ツリーに星がないと、サンタさんへの目印にならないのだ。まだ「もう信じてない」というわけではない。
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(11:33)
2020年12月22日
イギリスがコロナ変異種とブレグジットでさんざんな目に遭いそうだ。唯一トンネルでつながっている国フランスが鍵になる。
ブレグジットが目前に迫って、トンネルを通ってトラックがいつも以上に行ったり来たり。事態がそれなりに落ち着くまでの間、搬入を減らしても大丈夫なよう備えているのだそうだ。
ただ運ばれるのは、そういった急ぎではない当面不要なものだけではない。食料品も行き来している。そしてトンネルの大渋滞のせいで、生の食べ物がだんだんと腐っていったりもしているという。
合意なしのブレグジットに向かって今のところほぼ一本道しかなく、コロナで国境封鎖となった上に、新鮮味のない食べ物しかない、となったらどうするのかな?物価も上がりそうだし、極端な買い占めだってあり得なくはない。
そうなったらイギリスはEUにちょっとくらいは頭を下げようという気持ちになるのだろうか?無理か?
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(11:10)