2020年12月08日

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 月曜日、鬼門。またルイが学校へ行きたがらない。今回は、先生に怒られるのが嫌だから。
 ルイの友達グループは、体を動かすのが好きなチームだ。多分、勉強よりも・・・・・・つまり、暴れん坊グループに入ってしまっているのだ。スポーツ命のルイだから、教室にこもっているようなタイプの子たちと遊ぶのは難しく、消去法的にそうなる。
 ルイ曰く、注意はするようなのだ。友達がどうみても先生を怒らせそうなことをしようとするときには、やめておけと。だけど止められた試しがないと・・・・・・「うん、うん、そうなんだね」と話を聞きながら、話を半分にしている。
 ルイだって楽しくなってしまって、きっと止められないことの方が、実際は多いのだろう。もしかするとルイが率先していたりして!いや、さすがにそれはないか。もしもルイがやりたくてやってるなら、先生に注意されるのが嫌で学校へ行きたくないなどとは言わないな。
 先生から怒鳴られたりするのも、そんなに気にすることないのだが、それには慣れが必要だろう。慣れると、またか・・・・・・というだけの気持ちになる。
 私は人の言うことを完全に聞き流すタイプで、小学3年生くらいからは、先生にずっと怒られ続けた。不良には一度もならなかったので、極端に悪いことをするわけではないのだが、何しろ聞いていない。聞いていないから、できていない、すると先生からしてみれば、「何してるんだ!」となる。何をしているかというと、好きなようにしているのだ。
 ケンカとか器物破損とか万引きとかシンナーとか、そういう目に見えて悪いことは何一つしないのだが、宿題も掃除もしないし、授業中は隣の子とおしゃべりか漫画を読むか。何もすることがなくなると、シャーペンの分解も何百回としたし、食後は居眠りもしている。先生の邪魔をしてやろうみたいな不良っぽいところは一切なく、ただただ好きにしているという。
 「何してるんだ!」というよりも、「何でなん?」という感じだな、我ながら。
 先生に追求されたら、立たされて「手紙を書いてました」とか「落書きしていました」とか言わなければならず、決まりは悪い。それはそう。ものすごく居心地の悪い目に遭う。そして学校ってのは本当に窮屈なところだなとつぶやいたりする。
 「何でやねん!」とか「どの口がそれをいう!」とかになるよね、あれほど自由にしておきながら・・・・・・


 自分の経験を話したら、それが誰かを励ますことになった、というのはよくあることだと思うのだが、この私の経験談はどうなんだろう?誰かの役に立つか?ルイの役にさえ立たないような気がするが?怒られるのに慣れさえすれば、なんでも好きなようにできるようになるという、そんな教訓?反面教師にならなれそうだが。










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