2020年10月21日

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 昨日、町が清潔だとほめたのだが、ゴミがないのは町だけではなく、砂丘もそうだ。周りから英語だってしょっちゅう聞こえてきて、こんなときでも世界中から観光客が集まってきているのにも関わらず、ゴミがひとつも落ちていない・・・・・・「ひとつも」は嘘だった。ひとつ見たのだ。マスクのゴミ。多分ポケットかなんかに入れて、ちょっと水分補給をして、そのあと手が濡れるかなんかしたから、ポケットのハンカチを出したときに、きっと後から押し込んだマスクは落ちてしまったのだ。よくある話。音もしないし、そのまま風に吹かれて飛んで行ったのにも気づかなかった、想像だけれど。
 ともかく砂丘は、マスクがひとつしか落ちていないくらいきれいで、ここもきっとかなり熱心に掃除しているのだろうと、これも想像だが。
 それにここまで何も落ちていないと、自分が最初のポイ捨て実行者になるのは気が引けるに違いない。フランスの人だってそういうの、あるだろう・・・・・・どうかな・・・・・・他人の目を気にするというよりも、エコ意識が高めの観光客が多いということかな?
 本当に、遠慮とか、日本人に比べるとやっぱりあんまりしないのだ。以前、フランス側の家族や親戚などと大勢でキャンプへ行ったのだが、帰る時間がずるずると遅れて夕食時になってしまった。だが、残る食料がスパゲッティとチーズだけで、お店も近くにはなかったから、とりあえずあるだけのスパゲティを茹でてチーズを振りかけ、みんなで分けることになった。ボウルに全部まとめて入れて出されたから、そこからめいめいが食べる分をお皿に入れなければいけない。となると私は、その場にいる人数を数えて、こんなもんかなと自分の分を見積もって、それよりもかなり少な目に取った。子供たちもたくさんいて、がっついて取り合いになっていたし、譲ってあげたいとも思った。結果として満足に食べられなかった。
 だから家に着いたときに、おなかが空いてうまく眠れそうになかったので、「さあ、何か食べようよ、ゆっくりと」とみんなに提案した。すると、「おなかいっぱい、何にも食べられない」と全員が。大人も子供も、ひとり残らず。そのとき、その場の唯一の日本人として、自分の日本人性を強く意識したのだった。
 といっても日本に戻っても、日本の中でも私は実はそういう取り分けられていないものを食べるときに、負けてしまうタイプなのだった。この話をすると、父も苦手だというので、これはうちの家族の遺伝だった。弱肉強食の世の中では、真っ先にやられそうだ。





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定休日:月曜・火曜
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(09:35)

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