2020年09月21日

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
240772

熊のぬいぐるみ。ピンバッジ。
この商品のアドレスはこちら↓
http://masson.ne.jp?pins=240772




 四連休の中、ルイは楽しんでいる。あちこち遊びに行って忙しい。今晩はじぃじばぁばのうちに泊まっているし。
 この休みの間に決して口にしてはいけない単語がある、とルイ曰く。それはもちろんあれだ。「学校」。
 学校がどうしても嫌いだ。何でなのかよくわからない。自分自身の子ども時代を振り返って理解しようとしてみたが、学校が好きだったとまでは言えないにしても、ルイほどの苦痛でもなかった。学校では先生にあれこれ指示される。漢字を書け、計算しろ、絵の具の用意、笛を吹け、右向け左向け、などなど。確かにそれには私もうんざりした。だけどそれだけではルイのような学校アレルギーまでは起こさないだろう。
 こういうとき、一般的には友達とうまくいっていないものだ。ルイもそうなのかもしれない。だが話をどんなに掘り下げて聞いても、教室の様子を行って見てみても、いじめっこはいないし仲間外れなどにもなっていない。けれども、もっと微妙な感情で、何かすごく我慢を強いられているのかもしれない。
 そんなことを考えているうちに、私も小二か小三くらいまでは、毎日泣いていたことを思い出した。いじめられたりはしていない。痛かったりする時はもちろん、悲しかったり、悔しかったり、残念だったり、かわいそうだったり、思うようにならなかったり、あらゆる機会を捉えては涙した。一日も欠かさずに。
 そして小四になって、新しく仲良くなった女の子があるとき、「私、小学校に入ってから、一度も学校で泣いたことない」と、泣いてばかりの私が不思議で仕方がないというように首を傾げた。そのときの衝撃!たったの一度たりとも!?そんなことが可能だなんて!多分このとき初めて、私は人を尊敬することを知った。あのときに感じた敬意は、今でも思い出すとじんわり湧き上がってくる。それ以降、私の泣く回数はみるみる減った。そういうことが可能だというお手本を身近に得たから。
 ルイも、あと一、二年経ったら、一層、強くなって、しっかり学校へ行くようになるかもしれない。側でよく見ていよう。

(23:01)

コメントする

名前
 
  絵文字