2018年10月17日

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保育園へのルイの送り迎えのときに、よく見かけるお母さんから話しかけられました。

そのお母さんは中国から来た人で、日本語に訛りがありますが、誰よりも積極的に、先生などともお話をして、コミュニケーションをしっかり取るタイプです。

私に、ルイの言葉の発達について聞きたいということで、しばらく立ち話をしました。お子さんはまだ1才半なのですが、他の子に比べると、おしゃべりがあまりできていなくて心配しているということでした。お父さんも中国の人なので、家の中では中国語で話しかけますが、子どもの返事は日本語なのだそうです。中国語は全く出てこないと。

ハーフの子は、両方の言語を聞いて育つので、文法を頭の中で整理するのに時間がかかり、なかなか話し出さないというのが定説です。1才半で、とにもかくにも返事をしているのなら何の心配もいらないですが、それでも他の子と比較すると大丈夫かな?と思ってしまうのも人情ですよね。

ルイもフランス語はなかなか出てこなかったですが、YouTubeでフランス語の番組ばかり見せるようになったら、だんだんフランス語でも返事ができるようになって、今では私よりずっと上達してしまった、というような話をしました。

ルイをみていてわかるのは、ごく幼い頃から日本語とフランス語の区別がきちんとついていたということです。子どもって文法を意識してるものなんですよ。

5才のとき、「ママ、『~くせに』の使い方知ってる?」と、保育園の帰り道、ママにも教えてあげないととでもいうように尋ねられれたことがあります。「年長さんのくせに」とかいうときの『~くせに』です。そういう言い回しを保育園の友達か先生から学んで、新鮮でうれしかったのでしょうね。「いやー、ママ、よく知らないなあ」ととぼけてみると、どういうシチュエーションで使うのか、状況説明から延々と始まり、最後に例文を出して話を締め括ってくれました。英文解釈の先生みたいでした。

そんな感じですので、もうすっかり自然に会話ができるようになっているルイですが、最近、給食で大好物の春巻きが出たときに、「ルイは、『おおなめ』にしてもらった」と言い出しました。「おおなめ」とはなんぞやと、話の続きを聞いてみると、

「本当は『おおなめ』じゃなくて、『普通なめ』なんだけど。年長さんになったら、『普通なめ』が『おおなめ』になって、少なくしてほしい子が少なめを頼むの」。

『少なめ』!それか!と、謎が解けた瞬間でした。ルイの頭の中で新たに作られた文法規則では、『少なめ』の『なめ』だけを取って、『多』とか『普通』とかにくっ付けられるようになっていたのです。おしい。非常におしい推理です。でも間違いは間違いですがね。





(11:41)

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