2017年07月26日

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マミが随分前に小銭入れを貸してくれて、その中にいくつか硬貨を残しておいてくれた。

それから2週間ほど経ち、誰も何もあげないのに、中身が4ユーロほどまでに増えていた。

フランスでは買い物に行くと、大抵、大きな買い物カートを押して中にたくさん買いたいものを入れるけれど、このカートを使用するためには、硬貨を挿入しなければいけない。買い物が終わると硬貨は戻ってくる。最近いつになく積極的にルイはカートの貸し借りを手伝っていて、いつの間にかこの小銭を手に入れていたらしい。その他にも、大人が適当にその辺りに置きっぱなしにしていたお釣りなんかも集めて、だんだん増えていったようだ。

パピは「4ユーロなんて、そんなに少しだけでは、おもちゃは何も買えないね」と言ったけれども見当違いの大間違い。ルイの目標はスーパーに置いてあるバイクに乗ることだったから。去年に乗ったとき、硬貨を一つだけ入れたことを覚えていた。4ユーロもあれば4回乗れる。

ルイは長期的な戦略を立てられる男なのだ。

目標額を十分達成し、満を持して今日、スーパーへ。
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さて、二人で出掛けたスーパーではリラックスしていたルイだけれど、今日は晩ご飯を食べたくないと駄々をこねた。もう食事の用意もできて、みんな揃った食卓であんまり泣くので、いたたまれなくなって2階の寝室へ連れて上がった。

「どうして食べたくないの?」と尋ねると、
「お腹すいてない」の一点張り。

確かにおやつの時間に大きな手作りケーキを食べたから、お腹がすいていなくてもおかしくない、と納得しかけたところで、

「あれ、食べたい」と、日本から持ってきていたかっぱえびせんの袋を指差した。日本の食べ物が恋しくなったら食べようと、ルイのために置いてあったものだ。やっぱりお腹は空いてるのだ。今日の晩ご飯はルイの大好物のパスタだし、どんなときでもパスタを食べたくない日などなかったのに。

「食卓でみんなと食べるのが嫌なの?」
「うん、ご飯、2階で食べよう。ママと。ここで静かに」と急にしゃべりだした。

「食事の時、みんながルイのこと怒るから嫌なの?ママも怒ったね」というと、急に笑顔になって声色を変え「こらーって、怒った」とおどけてみせた。

これは本当じゃない。「こらー」ではなくて、私は「ちゃんと前を向いて座って行儀よく食べなさい」と何度もいった。きっと事実でもって真正面から私を責めるのが嫌なのだろう。

結局、ママもパパもマミもルイのことを怒ってばかりで、楽しくないから食卓で食べたくないのがわかった。パピだけは怒らないと言って、ルイは全く公平だ。

「じゃあママはもう絶対、怒らないって約束する。だから食卓で食べよう」というとやっと同意して、テーブルについたら早速パスタを山盛り食べた。




(※ピンズマルシェの商品発送は通常どおり行っております)



(06:00)

この記事へのコメント

1. Posted by まなみ   2017年07月27日 15:27
ルイくんちゃんとわかっているねー^^

2. Posted by 亜矢子   2017年07月29日 07:32
ルイはよく気がつくしね、いろんなことを忘れない。私と違って(笑)

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