2012年09月
2012年09月09日
写真はピンズマルシェのピンバッジ、歌手のブルーススプリングスティーン。
なぜかサイコロです。
アドレスはこちら↓
http://masson.ne.jp?pins=88494
ご機嫌いかがでしょうか。
神戸も気温が下がってはきましたが、まだまだ湿気でムシムシしています。
さて、本日は約830個ほどのピンズを新入荷しておりますので、
今回もいくつかピックアップしてご紹介いたします*^^*
※新着の全商品をご覧になる方法を下記にご説明いたします。
ご存知の場合は読み飛ばしてください。
===========================
まずは↓ピンズマルシェにアクセスします。
http://masson.ne.jp
トップページには最新の商品100個が表示されています。
101個目以降は、トップページの右下にある、
「次へ」のアイコンをクリックすると順番に表示されます。
http://masson.ne.jp/catalog/products_new.php?page=3
それぞれの小さな写真をクリックすると、
大きな写真のページへ移動することができます。
===========================
●猫
http://masson.ne.jp?cat=181
猫と犬のコラボ
http://masson.ne.jp?pins=88916
●牛
http://masson.ne.jp?cat=199
チーズの会社バッシュキリの笑う牛マークと山羊です。
おそらくヤギのチーズのノベルティですね!
http://masson.ne.jp?pins=88529
●蛙
http://masson.ne.jp?cat=178
傘をさして電話するカエル
http://masson.ne.jp?pins=88559
●サッカー
http://masson.ne.jp?cat=161
サッカーボールの虫
http://masson.ne.jp?pins=88452
FCバルセロナのレアなピンズ
http://masson.ne.jp?pins=89148
●ラグビー
http://masson.ne.jp?cat=162
仏英ラグビー大会記念のラガーシャツ
http://masson.ne.jp?pins=88458
●射撃スポーツ
http://masson.ne.jp?cat=402
紋章も描かれてかっこいい
http://masson.ne.jp?pins=88467
●オーストラリアのピンズもいろいろあります
http://masson.ne.jp?kw=australia
カンガルーとブーメラン
http://masson.ne.jp?pins=88513
●かわいいデザインが多い赤十字社
http://masson.ne.jp?kw=redcross
赤十字とモミの木
http://masson.ne.jp?pins=88652
●医療、お医者さん関連
http://masson.ne.jp?cat=271
手のひらの上の心臓
http://masson.ne.jp?pins=88851
●インディアン/ネイティブアメリカン
http://masson.ne.jp?cat=263
コマンチェ族
http://masson.ne.jp?pins=88773
●飲みもの
http://masson.ne.jp?cat=24
ペリエの栓、状態のいいものは珍しいんです。
これ↓でも「上」の状態ですが。
http://masson.ne.jp?pins=88909
ペプシコーラの壜
http://masson.ne.jp?pins=88944
お酒のベネディクティーヌは物語のあるモチーフ
http://masson.ne.jp?kw=benedictine
●靴
http://masson.ne.jp?cat=433
シャルルジョルダンのハイヒール
http://masson.ne.jp?pins=88863
●エッフェル塔
http://masson.ne.jp?kw=eiffel
サングラスをかけたエッフェル塔
http://masson.ne.jp?pins=89026
●鉄道
http://masson.ne.jp?cat=48
新幹線のひかり?こだま?
http://masson.ne.jp?pins=89144
●コロンブスの船
http://masson.ne.jp?pins=89108
●魔法使い
http://masson.ne.jp?pins=89115
このほかにも面白いモチーフのピンズ約830点入荷しています。
ピンズマルシェへ、ぜひ遊びにいらしてください♪
ニュースレター発行:ピンズマルシェ/マソン フランス
担当:まそん あやこ
お問合せ電話/ファックス番号:078-767-3728
お問合せフォーム:http://masson.ne.jp/catalog/contact_us.php
オフィシャルブログ:http://blog.sacapapier.com/
A bientot sur http://masson.ne.jp
(20:11)
写真はピンズマルシェのピンバッジ、エールフランス航空の飛行機、ボーイング737。
アドレスはこちら↓
http://masson.ne.jp?pins=28864
実は夏休み中、みなさんに黙って、
フランスへ買い付けに行き、帰って来ました。
ルイも一緒です。
行きの機内。巨大なシートベルトを着用して、がっしりと守られるルイ
フランスで、ブラックベリー刈りに行く・・・
も、なぜ不機嫌なのか?
帰りの飛行機。シートベルトが板につく
ベットで大人しく寝て、余裕をみせる
関空到着。ニヤリと笑う。
日本に帰ってきたのが嬉しいのか?日本が好きなのか?
時差ボケももう治りましたよ。
そして、まもなく新入荷です!
(01:58)
2012年09月03日
写真はピンズマルシェのピンバッジ、粗野な運転。
アドレスはこちら↓
http://masson.ne.jp?pins=17866
フランスに住んでいたとき、日本のニュースで一番動揺したのは、中島らもさんの訃報でした。
私が最も敬愛する日本人の作家が漱石とらもさんで、らもさんはその当時、宝塚に住んでいるときいており、いつかどこかですれ違ったりするんではないかという希望をずっと抱き続けていたのです。宝塚駅は、日本滞在時には私が電車の乗換や買い物でよく利用するところでしたから。けれどもその夢が打ち砕かれ・・・今でも時々、なんでもっと積極的にらもさんの講演会などを探して行かなかったのかと、後悔の念にさいなまれています。
訃報で次に驚いたのは、森繁久彌さんとレヴィ=ストロースさんのときです。
あまりにも長寿でしたから、きっと「死」という行為自体がもう不可能なのだろうとさえ思われていた二人が、10日ほどしか間をおかずに続けて亡くなったのでした。
レヴィ=ストロースさんという人は、フランスの文化人類学者で、ブラジルでフィールドワークをし、旅が嫌いな人類学者として有名です。
「旅が嫌いな人類学者」というのがどれほどおかしいかというと、「撮影の嫌いな写真家」と同じぐらいのレベルでしょうか。撮ってきた画像を切り取ったり修正したり編集したりすることだけが好きだという写真家だってきっといるはずです。でもそうはいっても、写真を撮りに行きたくない写真家っておかしいでしょう?
レヴィ=ストロースさんはでも、旅が嫌いというよりもフィールドワークが嫌いだったのではないかなと、私は想像します。というのも、人類学というのはしばしば、自分が野蛮だと思うような人たちと一緒に暮らして、その人達の生活を記録したり分析したりするからです。野蛮人と一緒に長期にわたって暮らすなんて、うんざりしますよね。
で、ディディエです。ときどき野蛮です。クルミの殻を叩き割ってテーブルの表面をへこましたり、果物ナイフで食べ物を突き刺してそのまま口に入れたりします。繊細さに欠けます。
そのディディエに、この間、「アヤコは人の気持ちがわからない」と訴えかけられてしまいました。
なんかね、その日は朝から様子がおかしかったんですよ。あんまり話をしなくて、暗い感じで。
でもね、人の一日には時間に限りがあるんですよね。ルイの子守りをしないといけなくなったからといって、一日が24時間から36時間に変更になるわけではないんですよ。当然ながら、前できていたことで今はできなくなることが出てくるわけで、仕事時間は死活問題なので削るわけにはいきませんし、だからディディエなんですよね。落ち込んでるからといってその日の私に相手をしている時間はなく、ルイの面倒をみながらご機嫌に過ごしていたんですよ。
そしたらその日の終わりの夕方頃になって、「こういうときには、『モン・シェリ(英語でいうとマイ・ダーリン)、どうしたの?なにが悲しいの?』って普通、聞くやろ」とディディエが怒り出したのです。
これを関西人が言ったのだったら絶対にボケとして言っていて、私は「何でやねん」とでも返事しておけばいいところですが、
相手はフランス人…真顔です。
私は「何でやねん」以外の返答が全く思いつかず頭が真っ白になり、シーンと静まり返ってしまいました。
その後にディディエは続けて、「アヤコは人の気持ちがわからない」と。たとえば友人関係がうまくいかずメールのやり取りが苦痛だという相談を受けたときには、「メールアドレスを変えたら?」というアドバイスをするのが私という人間で、そういう技術的なことしか言わないと。
でもね、そんな私に対する愚痴を、張本人であるこの私に言っても、何の解決にもならないと思いませんか?
というか、実はディディエがなんで落ち込んでるかを知ってたんですよ、言われなくても。だから聞かなかったんです。
その朝、私はちょっとしたことで腹を立てて、そのあと大したことではないから機嫌を直したのですが、ディディエは私がなんで怒ったのかわからず、私の気まぐれな様子に悲しくなっていたんですね。
ディディエもそんな細かいことを気にしないで勝手に立ち直ってくれたらいいのに、手が掛かって困ります。
仕方がないので、朝、私が腹を立てた訳を説明してあげました。
そもそもはルイの夜中の授乳の時にいちいちベッドを降りるのがしんどかったので、同じベッドに寝かせたのが問題だったんです。「川」の字になって寝たのですが、翌朝ディディエはルイを押しつぶすんじゃないかと心配でよく眠れなかったといったんですよね。
寝不足は辛いですしそれは気の毒なことをしたと、私は翌日はベッドには寝かさず、前にそうしていたように寝室のソファの上で授乳したんです。
そして翌朝、「昨日の夜はよく眠れた?」とディディエに聞くと、
「ソファの上でアヤコが眠り込んでたから、いつまでも電気がついててよく眠れなかった。それにルイを抱きかかえながら眠って落っことしたらどうするんだ」と不機嫌そうにいうではないですか。
確かに眠り込んでたけれど、私には一瞬に思えていて、どのくらいの時間だったかわからないし、ルイが落っこちるのが心配なら、もっと早く起こしてくれたらいいのにと、そう思って私はディディエの答えに気を悪くしたんです。
それを聞いてディディエは「それならそうと言ってくれないとわからない」と、やっと機嫌を直しました。
全く、どんなオチなんですか。
ディディエに人の気持ちがわかるなら、私の気持ちだって言わなくてもわかってくれたらいいのに・・・
1週間ほど前、初めて自力でクマさんを握って振り回したルイ
(03:01)